背景・課題
麻酔科の勤務医として多忙な毎日を送るなかで、子供2人の教育費と将来の住宅購入という2つの大きな夢が、漠然とした不安に変わりつつありました。上のお子様は医師を志望されており、私立医学部の学費は6年間で数千万円にのぼる可能性があります。下のお子様も同じ道を選ぶかもしれない、とのことでした。
年収1,800万円は決して低くはありません。しかし「いつかはマイホームを」という想いも捨てられず、どちらを優先すべきか決められないまま時間だけが過ぎていく閉塞感を感じておられました。「自分が医師なのに、子供の医学部進学を諦めさせることになるのだろうか」——そんな罪悪感が胸に重くのしかかっている状況でした。
コンサルティングの内容
まず、現在の収支と将来の大きな支出イベントを可視化する「キャッシュフロー表」を作成しました。私立医学部進学費用と住宅購入のタイミング別に家計への影響を数字で整理することで、それまで漠然としていた不安が初めて具体的な課題として見えてきます。
「無理にどちらかを諦める必要はありません」——その言葉が転機になったとのこと。保険の内容を精査すると不要な保障が重複しており、保険料を月10万円削減できることが判明。この削減分に加えて毎月10万円を上乗せし、合計月20万円を資産形成に回すプランをご提案しました。「もしもの時は奨学金や教育ローンという選択肢もある」とお伝えしたことで、完璧に備えなければという肩の荷も降りたとのことです。
コンサルティングの成果
月20万円の積立を継続することで、10年後の学資準備金は3,000万円以上を見込める計算です。子供2人の医学部進学費用の大部分をカバーできる見通しが立ち、住宅購入に向けた頭金の積立も同時にスタート。「まず教育資金、次に住宅」という明確な優先順位のもと、家計の計画が動き出しています。
家計の全体像が見えたことで、不安ではなく自信を持って家族の夢と向き合えるようになりました。「子供の夢を応援できる親でいられること」という、お金の向こう側にあった本当の願いが、ようやく形になり始めています。