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‐ 2023年11月号 ‐

リタイアメントプランの考え方

皆様は将来、ご自身がどのように過ごし、その時にはどのぐらいの資産が残っていて・・・と明確にされたことはありますか。今回はリタイアメントプランニングとありますが、何もお仕事を辞めた後の事だけを言っているのではありません。弊社ではリタイアの定義を、お仕事を続けても辞められてもどちらでも選択出来るような状況になることとしています。その為、55歳には上記のような状況を作られ、お仕事に縛られることなくご旅行を楽しまれている方もいれば、心の余裕をもって70歳になってもお仕事を続けている方もいらっしゃいます。そういった

生活のための為の仕事から脱却した方がどのようにリタイアメントプランニングを考えているのか一例とはなりますが、本記事と次号に分けてご紹介します。

◆必要資金の準備 「必要保障額を知る」
まず始めにご自身の必要保障額を把握しましょう。必要保障額というのは、ご自身に万が一のことがあった場合(働けなくなった場合)に、ご家族が今後不自由なく暮らしていくために必要なお金から入ってくる収入を差し引いた不足金額分の事を言います。下記に最低限、今後必要であろう支出を記載しておきますので、ご確認ください。

□ お子様の生活費
□ お子様の学費
□ お子様の結婚支援金
□ 葬式費用(ご本人様及び配偶者様)
□ 配偶者様が暮らしていくための生活費(□就労不能の場合であれば、介護費用、医療費などご本人様の生活費)

以上の項目から、現在ご自身が準備できている保障額を差し引き、不足しているのであればその分を準備しなければなりません。この必要資金を資産として何で残していくのかが重要となってきます。大体の方が、必要保証額の準備の仕方として保険を思い浮かべるかと思いますが、保険の中でも膨大な種類の中から自身のライフプランにあった最適な保障内容かを検討する必要がございます。ご自身に合った資産の残し方をプロと一緒に検討していきましょう。